夜の通天閣、私の過去には恐怖でしかなかったモノ。
前後左右が分からなくなるくらい過去も未来もすべてが
恐怖の時間に思える東へ向かう帰り道。

でも、今は違う・・・（ある意味トラウマにはなっているけれど）。
愛しい人の面影を探す大切な光だから。

日々のある時間の中、私が彼を存分に思い出すしあわせな時間がある。
誰にも見えない私の心の中を彼にだけそっと教えたい・・・
そう思って、停車しては撮ってたりする楽しい時間。

ここで出逢った過去のパフニングや、自分の中に駆け巡った想い
あの瞬間の忘れられないしあわせな時間を記憶とともに
ここに遺して行けたらいいなと・・・そう思う。

何がそうさせるのかは、分からないけれど。
いつまで続けられるかさえ分からないけれど。
間違えて伝わったことも、伝えたこともすべて
綺麗に整理していけるといいなと・・・そう思う。

探しモノをするように思い出の道を辿る私が居る。
同じ気持ちで居てくれた日々だけを
切り取ってここに遺せるといいな。